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2004年10月13日

ID for WEBLIFE

ID for WebLiFE Macintosh版 初回限定版

発売日 2004/07/09
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誰でも簡単にクールなホームページが作れる!という凄いソフト。
このソフトがどれくらいの人に受け入れられるかによって、今後の「ホームページ界」が変わるんじゃないだろうか?とさえ思う。…そう、blog(weblog)がホームページ界にもたらした影響とほぼ同等の力が潜在しているように思う。

但し。

このソフトは確かに凄いソフトだけれど、決して「魔法のソフト」ではない。(公式サイトでは「魔法」という言葉を売り文句内に使っているようだが、決して魔法ではない!!)
「誰でも」「簡単に」「クールなサイトが作れる」のは事実。でも、「自分の思い通りのサイトが作れる」わけではない。その辺を勘違いして購入し、挙句「使えないソフトだ」と罵る輩がたまにいるが、お門違いも甚だしいので気をつけましょうね。
 
このソフト用に同胞されている(またはwebで公開されている)「カートリッジ」と呼ばれるテンプレートは、さすがプロのデザイナーが作ったものだけあってとてもクールなデザインのものばかり。
それらのテンプレートは幾つかの種類に分類され、日記用、フォトアルバム用、トップページ用...etc...、予めwebサイトを構築するにあたり使いそうなタイプのデザインが用意されている。

その中から、自分が使いたい形のデザインをチョイスし、写真や画像を差し替えたり文字を入れたりしていくわけだが、全くweb制作の知識が無い場合、途中で「ここにリンクを貼りたいのに!」と思ってもそれは不可能。
htmlタグの知識があれば、可能。
さらにFLASHの知識があれば、レイアウト自体を変更する事も可能。
 
つまり、web制作の知識が皆無の人は、「だまってソフトの言う通りに作ってりゃカッコイイサイトができる」と思って買えば間違いない。自分の意見が通るのは、背景や素材として使う写真と文章の内容だけ、と、割り切ることが必要だ、ってこと。「掲示板が作れないじゃん!」とかアホな事言ってはいけない。teacupでレンタルでもして、リンクで繋ぐ程度の工夫(?)はできるでしょう。
 
それから、普通にhtmlのサイトは作れるがFLASHはわからない、という人は、htmlの知識を生かして素晴らしいflashサイトを作ることができると思うが、レイアウトデザイン関連は一切いじることができないため、多少の不満を抱くかも知れない。その場合は、自分の望むようなカートリッジが出るのを祈るか、FLASHを勉強するしかない。
 
FLASHがバリバリ出来る人は....そういう人がこのソフトの興味を持つのかどうかはわからないが、そういう人にとってメリットがあるとすれば、「カートリッジ」自体を自作できるので、思い通りのデザイン、レイアウトでカートリッジを作りためておけば、FLASHでサイト全てを構築するより作業効率が上がるのかも知れない。それは、私にはわからないので、FLASHバリバリできる人は自分で検証してみるべし。

結局...このソフトを使ったところで、「想像力」と「創造力」がないとつまんないモノしかできないだろうなぁ。いくら見かけはカッコよくできてもね。
逆に、それさえあれば、技術的な知識が殆どなくても素晴らしいサイトができるって事ですな。

投稿者 you-me : 2004年10月13日 12:36

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