2006年03月10日
BLOG変更!
Movable Typeをいろいろ弄ろうと思ってウダウダやってたら、
交通事故のようにSerene Bachと出会ってしまい
勢いで設置してしまいました。
(いや、「sb」の存在は何となく知っていたんだけども...深く追究はしなかったんだよねー。)
そんなわけで、このブログに直リンされてる方は、you-me's TOYBOX!! トップページから再入場をお願い致しますm( __ __ )m。
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2006年03月03日
私とテレビ。完結編
さて。
「その3」までで述べてきたような過程を経て、私は一応放送作家らしき仕事をするようになった。
さらに制作全般に関わりたいとの想いからアシスタントプロデューサーをやったりもし、その後プロデューサーをやらせて貰ったこともある。
いろいろな制作会社でいろいろな局のいろいろな番組(ドラマはやったことありませんが。)の制作に関わって、いろいろな経験を積んだと思う。
大変なことも辛いこともあったが、楽しいこともあったしやり甲斐もそれなりにあった。
そして、子供の頃からまっすぐに目指してきた夢も、叶った。
本当にテレビ制作の仕事に就いてよかったと心底思っている.....のだが、だからこそ、敢えて言いたいことがある。
まず1つ目。
視聴者の皆様に対して。
テレビの情報を鵜呑みにしないでーーー!!!
…っていうか、今時、そんな人は希有だと信じたいけど。
でも実際には、テレビから流れてくることは正しいと信じちゃってる素直な人がまだまだいるみたいだ。
私がリサーチャーの仕事を始めてまだ日が浅い頃、日本を代表する大手新聞社が掲載していた記事について、担当者に問い合わせたことがあった。するとその担当者はこともなげに言った。
「あー。その記事、間違いだったんですよねー」
また、ある大手雑誌社が発表する有名な国民的?アンケートの結果について、「このアンケートに答えた人」について問い合わせたら、こう言われた。
「大体は、社内の女子社員から挙がったものですけどー」
…ああ、こういうものなんだ。日本のメディアって。
そう気づいたハタチの私。
そして、それら紙メディアをソースにして制作しているのが、テレビ番組である。
ある情報番組の会議での1シーン。
作家「フィリピンに、ヘソで茶を沸かす老人がいるらしいよ」
D 「へぇー!いいね、それいこう。」
AD「じゃあ現地コーディネーターにリサーチふっときます!」
ーーー次の会議ーーーー
D 「こないだのヘソで茶を沸かす老人の裏とれた?」
AD「…いえ、、見つからないっす、そんな老人...」
作家「ええー、いるよぉ、何かの雑誌で見たんだからさぁ。
ちゃんと調べてんの?」
AD「はい...調べてるんですけど...スミマセン」
D 「まぁ、他にネタないし、いっちゃおう。
ロケの日までに、用意しといて。」
・・・まあ、これはさすがにブラックジョークのひとつだけれど(^_^;)、いわゆる「やらせ」で騒がれる事件というのは本当に氷山の一角。
制作者たちにとって、「どこまでが演出でどこまでがやらせ」という線引きはとても曖昧であり、「視聴者がより面白がってくれるもの」を追求するあまりに暴走してしまうことは、決して少なくない。
そしてそれに近いことは、バラエティやワイドショーといった軽い情報番組に限らず、報道でさえあり得る事なのだ。
このブログ(http://d.hatena.ne.jp/nipotan/20060128)、とくに文末のNHKのくだりを読んで、皆様、どう思うだろうか?
誰かに何かを伝え聞くとき。
そこには必ず、伝える人の意図が加わる。
たとえそれが、正確に情報を伝えることを使命とするメディアであっても、だ。
真実は、自分自身の五感で判断するもの。
メディアの情報は、真実を判断するためのヒントの1つに過ぎず、そのヒントも本当は正しいのかどうかわからない。
常に心の片隅でそう思いながら、テレビを楽しんでくれたらいいな、と願ってやみません。
2つ目。
テレビ制作者の皆様に対して。
放っておくと、とんでもないことになりますよ?
(たけしの本当は怖い家庭の医学風)
テレビ業界は、完璧に「職人気質」の世界だ。
それに、なんだか妙に時代をリードしている風なプライドがある。
バブル期頃の、「ギョーカイ人」ともてはやされた時代を引きずっていたり、もっと古い世代のご老体たちはいつまでも「テレビ創世記」の苦労話を鼻高々に語り続けたり。
もしもーーーし!!!
あなた方の時代はとうに終わっておりますよーーー!!!
自分たちが「企業」であることを忘れて、勝手に自分たちを特別扱いして勉強を怠っているから、ITな方々の企業戦略にオロオロして逆ギレする程度のことしかできないのですよ。
実際、テレビ人のネット&PC知識の浅さには呆れる事が多い。
もちろん個人に依るところは多いけれど、全般的に見て、「メールの送受信とホームページを見るだけはなんとかできる」レベルの人間の比率が圧倒的に多いように思える。(調査対象があくまで自分や知人の周囲であることは否定しませんが。)
「自分たちが時代を作っているから。」
「所詮ネットなんて。(テレビには叶わない)」
「自分たちには必要ないし。(だから覚えなくてもいい)」
そんな奢りを、いい加減捨てないと。
私は、テレビにもWEBにも関わってみた実感として、
「技術者がソフトを作るのには限界がある」
と感じている。
おもしろいもの、は、やっぱり技術脳に長けた集団よりもクリエイティブ脳に長けた集団から生まれてくるものなんだと、改めて思う。
テレビマンは、「おもしろいもの」を生み出す人たちとしてはカナリ頂上に近いところにいる人種だと私は信じているので、その能力をもっともっと広く使って欲しい。
テレビが好きで、テレビに誇りを持っているのもわかるけれど、もう時代が、テレビだけじゃ満足できなくなってきているのだから。
そして、インターネットという、とてつもなく利用価値の高い技術が生まれているのだから。
それを取り込んでいかなければ、逆にそれに取り込まれてしまう日が来てしまうのではないだろうか。
私は、テレビとインターネットが素晴らしい形で融合した、新しいメディアを見てみたい。
そして願わくば、自分もいつかそこに関わりたいと思う。
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2006年02月23日
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
…って、喜び顔で言ってる場合じゃないんですが。
私とテレビ。はまだまだ完結していないものの、今はソレを真剣に論じている場合でわない。
きやがった、花粉症。
つーか、引っ越し準備のためホコリまみれだから、正直どっちがアレルゲンかわかりません。
でも、とにかく
目が痒いーーーーーーー。
クシャミ出まくりーーーー。
鼻水とまらないーーーー。
でも頑張る。なぜなら引っ越しは明日だから。
しかも朝8時からスタートだから。
posted by you-me at : 21:40
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2006年02月20日
私とテレビ。その3
晴れて念願のテレビ業界の末端に関わることになった私は、リサーチャーとして社会人第一歩を踏み出す。
リサーチャーって?というあなたはコチラをご参照下さい。
そう、現在は独立した仕事としてリサーチャーは認められているけれど、元々は「作家アシスタント」的な位置付けの業務。
ネットで何でも調べられる現在と違って、十数年前に「調べもの」といえば当然「図書館」「資料館」、海外情報なら「大使館」「観光協会」。
最後の手段は詳しい人(学者、専門家からオタクまで)を見つけ出しての「取材」。
とにかく毎日資料探し、ネタ探しの日々である。
リサーチャーにとって我が家も同然な大宅壮一文庫と六月社。「あれ、姿が見えないな」と思ったらこのどっちかに電話すると、かなりの高確率で居る。
大宅や六月社、国会図書館等で基礎資料を集めても足りない場合、専門図書館へ。
「食」に関する資料なら味の素食の文化センターだとか日清の食の図書館、日本の地方とか海外のガイドブックはJTBの旅の図書館、台湾だったら日華資料センター、イギリスならブリティッシュカウンシルいっとく?....みたいな。
移動する、探す、調べる、読む、コピーする、まとめる、会議に出る・・・
もちろん番組1コだけじゃないし、仮に1コだけだとしても調べることは1コとは限らないので、効率を考えたら、一気に何個もの案件を調べてしまうほうがいい。
もう、アタマの中ぐちゃぐちゃになります。
リサーチャーや作家は物知りじゃないとなれない、と思ってる人がいるかも知れないけれど、正しくは、「リサーチャーや作家になると、イヤでも物知りになる」が正解。
「雑学本がバイブル」
・・・それが、リサーチャーなのだ。
とにかく、そうやって集めたリサーチをもとにしてネタを出したりクイズ問題を作ったりしているうちに、「そろそろ構成やってみる?」「本(=台本)書いてみる?」というお声がかかり、「作家」を名乗るようになっていくのだが。。。
さて。
「私とテレビ。」連載(って大袈裟)、ここにきてようやく、私がこの連載を書こうと思った動機にたどり着いた。これが一番書きたかったことなので、これまでのこともこれからのことも、全部忘れてもいいからこれだけ憶えていて欲しい。
「テレビをむやみに信じるな!」
(もっとつづく)
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2006年02月17日
私とテレビ。その2
希望通り放送の専門学校に進んだ私は、
「大学行きたくないけど仕事もしたくないから、この学校にきましたー。面白そうだったしー。」
的な生徒のあまりの多さに愕然とし、一瞬、絶望的な気分になりかけたりもした。
でも、他の生徒がどうであれ、自分は自分でしっかりやればいい。
そう思って、なるべく授業では前列に座って真剣に授業を受け、ノートをとり、ゼミに参加し、課題をこなし....。
一緒に食事したり遊んだりする友人は5〜6人居たし、実習はグループで制作することが多かったものの、気分的にはあくまで「一人で頑張る」っぽい感じだったように思う。
この学校に入ってすぐ、「放送作家」が『台本を書く(だけの)人』ではないことを知った。(詳細はこちらをどうぞ。)
今でこそ誰でも知っているメジャーな業種なのかも知れないが、15年近く前は余程の業界通(か、業界人)でなければ「放送作家って、結局は何をする人?」という感じだったと思う。
・・・もしかして現在も実はそう...?
…とにかく私は、過酷なADをやらなくても番組制作に関わることができ、且つ、文章を書くのがそこそこ得意であった自分の特徴を踏まえ、放送作家になろうと考えた。
「放送作家の求人」などというものはなかなかない。
が、実は皆無でもない。
私は最初「秋元康さんのSOLD OUTに行きたい」と担任に言った。
そもそも映像関連の専門学校はいくつかある中でこの学校を選んだのは、現在映画監督として大活躍されている堤幸彦氏(=当時SOLD OUT取締役?だったかな)がこの学校の卒業生で、さらに、時折講師として授業に来ていると知ったからだ。(そして、SOLD OUTは、チェッカーズともよく仕事をしていたのである...)
私 「SOLD OUTに入りたくて、この学校に入ったんです」
担任「うーーーーーん」
私 「紹介して頂けませんか」
担任「よりによって、おまえがSOLD OUTか....」
私 「お願いします」
担任「...悪いことは言わないから、別のところにしとけ」
私 「・・・・。」
担任がそう言った理由は、当時でもなんとなくわかったし、今ではもっとよくわかる。
SOLD OUTは、間違いなく、私向きではない。
「とにかく男でもキツい」という評判はいろいろな所から耳にしていた。
プロフェッショナル集団であるがゆえ、新人を育てるとかいう風潮もなかっただろう。(別に私はそれに期待していたわけではなかったが。)
ADならともかく作家で、しかも女で、名の知れたハガキ職人でもなく、協力なコネがあるわけでもなく...。
たぶん、仮に面接をさせてもらったとしても受からなかっただろうし、万が一入れたとしても、すぐに挫折したに違いない。
後日談になるが、今から数年前、とあるクラブイベントで堤氏と少しだけお話しする機会に恵まれ、私が後輩であり生徒であったことと、堤氏の講義をいつも最前列で聞いていたこと、そしてSOLD OUTに入りたいと希望していたが担任にやめろとアドバイスされた、ということを笑い話的にお伝えした。
すると堤氏は
「ああー。。。。やめて正解だと思いますよ」
と、笑い話というよりは"実感をこめて"仰った。
そんなわけで、担任は私に知り合いの作家事務所を紹介してくれたのだが、面接官の対応があまりにムカついたため(^_^;)面接中に軽く喧嘩になり、もれなく不採用のご連絡を頂いた。(マジでこっちから願い下げだよ!と思った。)
しかし、せっかく紹介してもらったものを破談にしてしまったこともあり、担任に相談に行くのも気がひけるようになってしまった私は、「うーん、どうしようかなぁ」と思いながら進路相談室の求人票とパソコンを地道にチェックし続けた。
そして見つけたのが、ある大手番組制作会社の求人票の片隅に書かれた「作家室」という文字。
私が子供のころからよく観ていた番組を手がけているその会社には、作家室があるらしい....
会社自体の新卒求人はとっくに終わっているようだし、第一、大卒しか対象じゃない。
でも、作家室の募集は「随時」みたいだ。
とりあえず、ダメもとで電話してみるか....。
電話をすると、作家室はその制作会社の子会社になっているということで、別の番号を案内された。
改めてそちらにかけ直すと、電話は代表(社長)の女性に取り次がれた。
私は自分の現状や熱意を伝え、
「現在、募集なさっていらっしゃればと思いまして...」
と訊いてみた。
すると社長は
「2か月前くらいに募集をして、決まったばっかりなんで...」
と言うではないか。..._| ̄|○
「....そうですか、、、、」
と諦めかけたその時。
社長がボソッと言った。
「アルバイトとかなら考えてもいいんだけどねぇ」
充分です!!!!!!1!!
大卒と違って、専門卒にはアルバイトじゃイヤとか雑用はやりませんとかいった無駄なプライドはない。(って一般論にすり替えてるが、人によるか、それは。)
電話をしたのは年の瀬も押し迫った12月半ば過ぎだったため、翌年1月の年明け早々に面接。そして、その場で採用が決まった。
これも後日談になるが、私が電話をする数ヶ月前にあった求人募集では数十人の人間が面接を受け、そのうち3名だけが合格した。
ところが、3名のうち1名が事情により辞退することになった矢先の、私の電話だったらしい。
「アナタ、本当にナイスタイミングだったよ」
と、社員の皆様に言われ、社長には、
「電話の話し方がしっかりしてたから、電話番くらいはできるんじゃないかと思ってさぁ」
と言われた私は、実際、ラッキーだったと思う。
そして、学校を卒業する前からアルバイトとして勤務しはじめ、卒業とほぼ同じタイミングでアルバイトから契約社員になった。(∴バイトとして働いた期間は1か月強しかなかった。)
(まだまだつづく)
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2006年02月16日
私とテレビ。その1
私は、小学生のころから「将来はテレビ番組を作る人になる」と、心に決めていた。
別に、「真実を伝えるために...」とかいう崇高な志があったわけでは決してなく、単純に「テレビっ子だった」ことと、「大好きなチェッカーズに会える可能性が高い」という、あくまでミーハーな動機だった。
とはいえ、私はミーハーなりに、本気だった。
「高校に進学せずに放送の専門学校に行けるなら行きたい」と、中3の頃には中学生なりに調べていたのだが、どれだけ調べても中卒で入れる放送の専門学校はなく、仕方ない....という感じで公立高校に進学。
とても自由な校風の高校だという事前情報をもとに決めたその高校、確かに自由で楽しかったが、一応「進学校」と分類される学校だったため、1年の頃から進路相談みたいなものが行われる。
そんな場でも、「私は放送の専門学校に進みますから。」と、断言し続け、「まあそれも1つだけど、大学に行って色々な経験をして見聞を広めてみるのもいいんじゃないか?今のうちから道を1つにしぼらなくても...」と、至極一般的なコトを言う教師の意見に聞く耳を持たなかった。(もちろん、教師の言っていることも理解はできるのだが。先生のことは嫌いじゃなかったし。)
ちなみに、この手の学科のある大学として、真っ先に挙げられるのが「日本大学芸術学部」。実際、私の同級生であった友人は、そこに進学した。
私が「日芸」ではなく専門学校を熱望した理由はただひとつ。
一刻も早く、テレビ制作の仕事をしたい。
それだけだ。
日芸に行けば、どんなに早くても現場に出られるのは4年後。
専門学校なら2年。
新卒でキー局の局員になりたい場合は大卒でなければならない(と、思う。たぶん今でも。少なくとも当時はそうだった)が、私はテレビ局員になりたかったわけではなく、テレビ番組の制作をしたかっただけであるから、専門卒で十分だったのだ。
(つづく)
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2006年02月10日
初体験ーーー!!!!!1!
先日、携帯の機種変をしたというのはこのblogにも書いた通り。
その後、現状でダウンロードできるICアプリの殆どをダウンロードしまくり(^_^;)(Edy、ビックカメラ、JAL、ANA、NICOSスマートプラス、タウンポケット)、喜んでいた。
が。
ひとつ問題が。
「…おサイフケータイを使う勇気がねぇ!!!!!1!」
仕事場近くのサンクスで、毎朝飲み物を買って出勤している私は、いつも「…ここでならおサイフケータイを使える...試せる...」と、Edyにチャージをしてからというもの毎日のように緊張していた。
そして、右手にミルクティー、左手におサイフケータイを持ってレジに並ぶのだが、「105円です。」と店員に言われた瞬間(;゚д゚)ァ.... と動揺し、バッグから小銭入れを出して現金払いしてしまっていた。_| ̄|○
そんな無意味に小心者な私に、今日、ようやくチャンスが巡って来た。
いつものようにサンクスに入ると、客は私の他に立ち読みしている男性一人。
レジカウンターの中は若い女の子のバイト一人。
チャーーーーンス!!!!!1!!!(強盗でもやるのか?>私よ)
この状況なら、もし支払いがうまくいかなくてアタフタしても、その醜態は二人(店員女子&立ち読み男)に見られるだけで済む。
いや、立ち読み男は立ち読みに夢中だから、きっと気づかないだろう。
私はいつもより機敏に飲み物の棚からミルクティーを取り、さらに「...飲み物の105円だけ、ってのもアレかな...」と、またしても無意味な小心者ぶりをいかんなく発揮し、隣の棚にあるたまごサンドを手に取ってレジに向かった。
昨日までと同じく、右手に商品、左手におサイフケータイ。
レジにミルクティーとサンドウィッチを置くと、レジの子はいつも通りバーコードを読み込み、「340円です。」と無表情に言う。
さあ、ガンバレ私!!!!1!
できる限り平静を装いながら、私は言った。
「携帯で支払います.....」(←自信なさげだな、オイ。)
するとレジの女の子は、全く驚くこともなく、私のほうを見ることもせず、
「はい。」
と言うではないか。
私がこんなに緊張してるのに、つれないなァ、と思いつつ、Edyの読み取り機の近くにそっとおサイフケータイをかざしてみた。
予想では、なかなか機械がおサイフケータイを読み込まず、「あれれー...」とか言いながら角度を変え、オラオラする自分が脳内に浮かんでいた。でも実際は、おサイフケータイはあまりにもあっさりと機械に読み取られた。
時間にして、1秒もかからなかったと思われる。。。。
「シャリーーーン♪」
おおっ!!これが噂の読み取り音!
…と内心相当感激しているのを悟られまいと頑張る私。
レジの子が「レシート必要ですか?」と訊いてきたとき、別にいらないなァと思いながらもついつい「はい。」と答えてしまったあたり、私の動揺具合が伺えるというものだ。
「ありがとうございましたー」
と、いつも通り無感情に言う店員。
店を出て仕事場に向かいながら、ウッカリ受け取ったレシートを見ると、レシートの下のほうにEdyの支払明細や残高などなどが明記されていた。
ああ、ホントにEdyで支払われたんだなぁ・・・・・
と、当たり前のことを思いながら、ちょっと大人になったような気分を噛み締めたのであった。
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2006年02月04日
500エラー解消!
movable type3.2にしてからの500エラー頻発問題。
ただ黙ってバグ修正を待つのもなんだなぁと、何度もググりながら解消を試みてきた。
で、どうやら私の環境の場合(lolipop+MT3.2)は「DBをBerkeley DBからMySQLに移行する」というのが最善策という事はすぐにわかったのだが、紹介されているツールを使ってMySQLにしようとしても、どーーーーしても途中でエラーが出てしまい変更できなかった。_| ̄|○
なので、結局「もういいや...」と諦め、数ヶ月、500エラーにイライラしながら利用し続けていたのだが、今日また急に「やっぱどうにかしたい!」欲が沸いて来て改めてググり、チャレンジしたら、、、
できたよーーーーーーー。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
お世話になったサイトはこちら。
使ったツールは前回MySQLにしようとしてエラーが出てしまったものと同じものだったのだけれど、MySQLではなくsqliteに移行するという内容で、どうやらMySQLよりもイイらしい。
よぉし!と、前述のサイトで解説されている手順通りに進めたところ、、、、
解消したよーーーーーーー。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
嗚呼、嬉しい....。・゚・(ノД`)・゚・。
500エラーよさようなら。
あなたのお陰でエントリーを新規投稿すること自体が面倒に思えたこと数知れず。
でも、もうこれからはまた以前のように快適に再構築ライフを送れます。(どんなライフだよ)
ま、だからといって、エントリー投稿が以前より頻繁になる、というわけではありませんがね。( ´,_ゝ`)
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2006年02月03日
まるくなる...?
人間、歳を重ねると臆病になっていくモンだなぁ、と、最近妙に実感する。
…っていうか、そもそも私は本質的に臆病&小心者で、親しい人は私がそういう人間だということを知っているんじゃないかと思うけれど。
自他ともに認める「完璧主義」なのは、失敗するのが怖いから。
だから、イベントだとか仕事だとかのいわゆる「本番」に臨むにあたっては、もうこれ以上できないというところまで万全を期さないと、不安でしょうがない。
今だに、「準備」は好きでも「本番」は好きじゃない。
だから、テレビの制作してても現場の仕事じゃなくて作家とかリサーチとかのほうが向いてるんだと思う。
さて、そんな私が最近「ああ、臆病になったなぁ」と感じるのは、主に「人間関係」に関する部分。
私はこと対人関係において、年齢とか肩書き、過去の実績とかは一切その人の「人間性の」判断基準にしないことにしている。
それは私の経験上、そういったものとその人の本質は必ずしも連動しないと実感することが多々あったというのもあるし、根本的な性格の部分もあるだろう。
だからこそ、というべきなのかはわからないが、年上の人や偉い人に妙に気に入られてきたように思うし、厄介なことに自分で「それが私だから。」と思い込んできた。
年上であっても偉い人であっても、物怖じせずに思うことを言う。
それがなくなったら私じゃない、とまで思ってきたし、今でも基本、そう思っている。
でも、それも「若さゆえ」許されていた部分が多々あったんだろうなぁ、というのと、、、
あとは、前にもこのブログで書いたけれど、「知る」ことの弱さというのかなぁ...
いろんなケースを知ることで、事前に想定できることが増える。
そのシミュレーションがプラスだけに働けば問題ないのだけれど、往々にしてマイナスに働くことが多かったりする。
本当に、傷つくとか傷つかないとかみたいな部分って、あまりにも人それぞれで。
どんなに親しいと思ってても、察しきれない。
そんなに親しくない相手なら、なおさらわからない。
だから、「この人なら、大丈夫。」って、確信を持てる人(その確信もあくまで私の判断だから、正しいとは限らないけど。)にしか、なかなかズバっと言い切れなくなってしまう。
これは、私にとってアイデンティティ喪失の危機?!なのか?
歳をとると人間丸くなる、って、こういうことなんだなぁ....とか思ってみたり。
ま、あくまで自分自身で思う自分自身のことだから、周囲の人からは「どこが?!」と相当ツッコミ入るとは思うんだけどー(;`∀´)。
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posted by you-me at : 14:39
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2006年01月19日
携帯機種変
2年数ヶ月ぶりに、携帯の機種変更をした。
これまで使っていたV601sh(赤)は、発売前に写真を見たときから気に入って予約までして購入した機種だったし、機能的にもとくに不便は感じていなかったし、電池の持ちも毎晩充電すれば(^_^;)問題なく、どうしても機種変しなきゃ!というわけではなかった。
ただ、もうすぐスタートするモバイルSuicaをはじめとするおさいふケータイ系のサービスや、vodafoneで3Gシリーズしか利用できない定額系サービスを利用したいという気持ちがすこしあった。
そんなときに発表されたV804sh。
マロン、かーわーいーいー!!
モバイルSuicaには(vodafone自体が)まだ対応していないけれど、もしかしてそのうちアプリダウンロードみたいなかたちで使えるようになったりするかも知れないしな、と、いい加減な知識で楽観的に考え、V804shを予約購入したのだった
そんなわけで、昨日からずーっと携帯をいじりまくっているのだが、ずっと使い続けているシャープ製品とはいえ、2Gから3Gへの変更は思った以上に戸惑うことが多い。
ただ、これまで圏外でまったく入らなかった仕事場のビルでも電波が入るのは嬉しい限り...(´Д⊂
それから、webの表示が速っ!つーか、PC用サイトも結構開ける!音キレイ!
やはり2年数ヶ月の年月は伊達じゃないでつね...。
これまで、料金が気になって携帯でwebってほとんど見なかったけど、今後は掲示板チェックとかは携帯で済ませてしまうかも知れないと思われ。
…お友達の皆様、パケット定額になった私から、嫌がらせのようにメールが届くかも知れませんのであしからず。
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