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2005年05月19日

Lover's Rock//The Teardrops&The BOOTS

B00092QX0Aラヴァーズ・ロック
ティア・ドロップス/BOOTS

インディペンデントレーベル 2005-05-18
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…というわけで、前回のrecomend「The Peppermint Jam」に続いてのpushは、PJの兄貴分The TeardropsとThe BOOTS(ex.GO-GO3)のコンピアルバムです。

ジャケ買いしても損しないくらい、可愛らしいジャケ♪

アルバムタイトルのとおり、コンセプトは「LOVE」ということだそうで全10曲のラブソングが収録されているのだが、ラブソングがテーマなのにバラードが少なっ!(各1曲ずつ)ってのも、この2バンドを象徴しているんじゃないかなーと思う。

まず、The BOOTSのほう。
ぶっちゃけ、私はブーツはもちろん伝説のバンドと言われている「GO-GO3」もまともに聴いたことはなかったのだが(クラブでかかってたのを聴いたことはあるかもだけど)、予想通り「聴きやすい」というのがファーストインプレッションだった。

もちろん(ティアドロップスにもいえることだが)彼ら&彼女らが大活躍していた頃から十数年もの年月が経っているので、アレンジ面などで「今風」な部分も加わっているとは思う。

でも、「わかりやすいポップ・ロック」という根幹部分は変わっていない、、、どころか、より一層その傾向が強まっているかも知れない。

話が逸れたが。

とにかく今回初めてちゃんとThe BOOTSの音を聴いてみて、「クラシック(なロック)を踏まえた80年代バンドサウンド」という感じで、、、あ、ちょっと「JUDY AND MARY」っぽいかも知れない。ジュディマリは90年代だけど。
そんなラインが好きな人にはオススメ。

そして、The Teardropsのほう。

「…相変わらずだなぁ、、、(笑)」
そのひとことに尽きる感じである。

1曲目の「東京ディスコナイト」は、伝説のバンド「スクーターズ」(→参照)の代表曲を伝説のバンドティアドロップスがカヴァーしたという、なんかすごそうな感じだが(笑)、曲自体はあくまでライト。
スクーターズは女性ヴォーカルだけど、柳川さんの声だと男性でも合うなぁ、と思う。
この曲が大好きだったという柳川さんの思い入れも同時に感じられるー。

それから2曲目はもう、こういうの彼らにやらせたら右に出るものナシ!で。今、こういう思いっきり軽い(ってなんか失礼な言い方だが(;・∀・))曲やれるバンドってあるのか?!バンドじゃないけど全盛期のモーニング娘。とか?でもモー娘。はこんなかっこいいスラップペースじゃないけど、みたいな。
ライブで聴きたいなぁと、心から思う1曲。

3曲目はミディアムでこれまたティアドロップスらしい、、、
…ってこのままだと全曲紹介になってしまうのでやめとこう(笑)。
ただし、4曲目の「消しゴム」はいろんな意味で聴きドコロなんで要チェック!!!!ってことで。柳川さんの作曲とはねー。


ライナーノーツで大貫憲章氏が懇々と語っておられる内容とも被るのだが、このアルバムを聴くとホントに「音楽とは?」って考えたくなる。
んで、もう一度このアルバムを聴きながら考えると、気づく。
「ああ、まさにコレが音楽なんだ」
と。

変わらずにいることは思っているよりずっと大変。
でも、彼らはきっとそれができる人たちだと思うので、今後、音源が出ようが出まいが、彼らの精神を私はずっと応援し続けたいと思う。

投稿者 you-me : 2005年05月19日 11:49

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